春のお彼岸の食べ物 ぼたもちとおはぎの違い 基本のレシピとすりごま入り
お彼岸にはぼたもちや精進料理をお供えします
精進料理とは
仏教の戒律に基づき殺生や煩悩への刺激を
避けることを主眼として調理された
料理のことです
春のお彼岸の食べ物
精進料理を言いかえると肉や魚を使わずに
野菜や海藻など植物性のものだけを
使った料理の事です
おだしもかつお節は避けて
昆布やしいたけなどのおだしを使います
野菜だけで旨みを出して見た目や味に
変化をつけるため精進料理には
色々な工夫がなされてきました
豆腐やがんもどきは
精進料理の代表的な食材で
白和えやがんもどきの煮物・けんちん汁など
現在の家庭料理の中にも伝統が残っています
春のお彼岸
ぼたもちとおはぎの違い
春のお彼岸にはぼたもちといわれます
ぼたもちはもち米とうるち米をまぜて
作ったもちに小豆のあんをつけたものですが
ぼたもちとおはぎとの違いは何でしょうか?
ぼたもちはこしあん
おはぎは粒あんという話もありますが
春は牡丹の花が咲く頃でぼたもち
秋は萩の花が咲く頃でおはぎと
季節の花を表しています
呼び方が違うだけで
実はどちらもほぼ同じものなのです
小豆の赤い色は
災いから身を守ってくれるもので
小豆を使った食べ物は邪気を払う
と考えられていました
小豆は大きく分けて2種類あります
大粒の大納言と
それに比べて小粒な赤小豆です
大納言は皮が薄いので粒あんにしても
皮がじゃまになりません
赤小豆は風味が良いのが特徴です
好みもありますが
大納言は粒あん・赤小豆はこしあんや全粒あん
がおすすめです
ぼたもちのレシピ
すりごま入りも
もち米 1カップ
うるち米 1/2カップ
塩 小さじ1/2
粒あん 300g
全粒あん 100g
すりごま 30g
きな粉 20g
上白糖 大さじ2と1/2
下準備
もち米とうるち米は合わせてといで
1時間ほど水につけてからザルに上げ
水と塩加えて炊飯器で炊きます
粒あんと全粒あんはそれぞれ
8等分にして丸めておきます
ごまに上白糖大さじ1と1/2をまぜて
ボールに入れておきます
きな粉は上白糖大さじ1を混ぜ合わせて
ボールに入れておきます
ぼたもちの作り方
お米が炊き上がったら
そのまま15分程蒸らします
お米がつかないように
めん棒を水で濡らして上からつき
粒が半分残るくらいまでつぶします
まとまったら重さをはかり
200gと300gに分けます
それぞれを8等分にします
大きいご飯のだんごが8個
小さいご飯のだんごが8個できます
大きい方のご飯を手にのせて
少し平らにつぶしてから中央に
全粒あんをのせて押しこみます
ご飯を握りこんで包んでいきます
ご飯を中央に寄せて閉じて
丸く形を整え8個作ります
1個作るごとにぬれぶきんで手をふくか
ラップに包みながらすると
ご飯がくっつかずきれいに仕上がります
小さい方のご飯はあんで包みます
手に粒あんをのせて軽くつぶしてから
中央にご飯を押しこみます
粒あんのぼたもち8個と
ごまのぼたもち4個
きな粉のぼたもち4個ができますよ
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