おせちの作り方・黒豆 しわにならないコツ いつから作る?
おせちの定番の黒豆は祝い肴として一の重に入ります
農事に関係したおせちの代表料理で新しい年を迎えるための
縁起の良い食べ物です
まめに働き、まめに暮らせるような願いがこめられています
黒豆の新ものが出回るのは11月の中旬ごろからですが
有名な丹波の黒豆は12月に入ってからです
新豆の方が早く柔らかく煮えますので
見かけたら早めに買っておくこともおすすめです
煮た黒豆を重箱やお皿に盛りつける時は
汁気が出やすいので器などに入れて味移りを防ぎます
おせちの作り方 黒豆
まめ(健康)に暮らせるようにとのお願いを込めた黒豆はおせち料理には欠かせません
12月に入ってから出揃って来る黒豆は色つやが良く粒が大きくて揃っているものを選ぶと良いでしょう
湿気があると虫が付きやすいので密閉袋などに入れて涼しいところで保存しておいてください
弱火でじっくりと煮ることでふっくらとした仕上がりになりますよ
材料
黒豆 300g
水 7カップ
A
砂糖 220g
しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ2/3
作り方
ひと煮立ちしたら火を止め水1カップを加えます
豆を入れてひと晩おきます
料理用の鉄器や釘を入れる場合はここで一緒に入れておきます
アクをすくいます
この作業をもう一度繰り返します
常に豆がひたひたの状態になっているように煮汁が少なくなったら水を足します
指で潰せるぐらい柔らかくなれば出来上がりです
保存するときには必ず煮汁ごと密閉容器に入れて豆がひたひたの状態を保つようにします
黒豆がしわにならない作り方のコツ
黒豆の煮方は地方や家庭によって違いがあります
一般的に関東では『しわが寄るまで長生きするように』との願いを込めて黒豆にしわが寄るように甘辛く煮て、関西ではしわがよらないように甘めの味付けで煮るといわれています
でも特にこだわりがない場合、パッとみて見栄えがイイのはしわがよってない黒豆でしょうか
豆が煮汁から出るとシワが寄ってしまいます
煮汁はいつもひたひたの状態にしておくのがしわがよらない黒豆の作り方になります
煮汁から出ていると艶やかな表面がしわしわになりますよ
保存も必ず煮汁ごと密閉容器に入れて豆がひたひたの状態にしておくことがしわにならない作り方のコツです
聞いたことがあるかもしれませんが、黒豆を色良く煮るには昔からさびた古釘を使うと良いといわれています
これは鉄の成分に黒豆の色素を色よく仕上げる働きがあるためです
最近は、なかなかお家には錆びた鉄の釘がなくて探す方が大変かもしれませんね
そんなときには代わりに鉄製の中華鍋などで煮るか料理用の鉄器もありますので利用してみてください
黒豆の色がより冴えた仕上がりになります
煮汁はいつもひたひたの状態
保存も煮汁ごと
密閉容器に入れて豆が浸かっている状態
黒豆はいつから作る
年末は忙しくなにかと慌ただしいのでおせち作りは計画が大事になってきます
黒豆は12月に入ってから出揃って来るので26日頃までには購入しておきましょう
三の重を作る場合は酢の物・荷物・焼き物が最後に作るような手順をふむため黒豆のように戻すところからはじめて日持ちがするものは30日には作り終わるようにするといいでしょう
12月26日
この日あたりまでに材料を揃えておきます
12月29日~30日
黒豆を調味液に浸します
12月30日
黒豆を煮て仕上げます
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