おせち・栗きんとんの作り方 裏ごし器がない時の代用は? いつ作る?
栗とさつまいもを鮮やかな黄色にするために
くちなしの実を入れて
甘く練り上げた栗きんとんは
漢字で『金団』と書きます
黄金色の栗きんとんはその色から
財宝を表し富を得る縁起物とされています
色づけに使うくちなしの実は
天然の着色料です
くちなしの果実を乾燥させたもので
ガーゼや袋に包んで色出しに使います
粗く切って加えると
さつまいもがきれいな黄金色に
ゆで上がりますよ
おせち・栗きんとんの作り方
一の重に入る栗きんとんはとてもきれいな黄金色です
一の重ははじめに開けるお重なのでお正月らしい雰囲気にぴったりな縁起物です
材料
さつまいも 500g
くちなしの実 2~3個
瓶詰め
栗の甘露煮 12個
甘露煮のシロップ 大さじ2
砂糖 230g
塩 小さじ1/3
みりん 大さじ2
作り方
さつまいもは1.5㎝~2㎝幅の輪切りにして皮を厚めにむきます
切ったそばから水を入れたボールに入れてます
水が白く濁るまで置いてアクを抜きます
くちなしの実は叩くととび散りやすいのでビニール袋に入れてその上からたたくといいですよ
鍋の中でバラバラにならないようにペーパータオルやガーゼで包みます
さつまいもをさっと洗って鍋に入れます
包んだクチナシの実とかぶる位の水を入れてます
さつまいもが柔らかくなるまでゆでます
くちなしの実を取り除きゆで汁を捨てます
弱火にかけて完全に水分をとばしたら火を止めます
こし器は水につけておき水気をふきます
網目を斜めにしておきます
さつまいもをのせて木しゃもじを一気に手前に引いて裏ごしします
鍋に裏ごししたさつまいもを戻します
残りの砂糖・シロップ・塩・みりんを加えて火にかけます
とろっとしてツヤが出てきたら栗の甘露煮を加えます
ひと煮して火からおろします
さめると固くなるので少しゆるめの状態で火を止めます
裏ごし器がない時の代用は?
栗きんとんを作るときに裏ごし器がない場合に他のどのような物で代用できるでしょうか?
100円ショップにもこし器がありますがちょっと小さいサイズなのでたくさんの量を裏ごしするとなると手間取って大変かもしれません
おうちにザルがあればザルで十分代用できますよ
ゆでて柔らかくなったさつまいもをザルにあげて水気をきります
木しゃもじで押し付けるように裏ごしするとうまくできますよ
・二重にしたビニール袋にさつまいもを入れてすりこぎでたたいてつぶしシロップを加えてさらに手でつぶす
その後の手順でも鍋でよく練り上げながら煮詰めていくので少しくらいの塊なら木ベラでつぶしてもいいですし何より市販品にはない手作り感があってステキな一品になると思いますよ
おせちの栗きんとん いつ作る?
おせち料理っていつから作っていいのか悩みますよね
おせち料理はどのくらいの品数を作るかによって、いつ頃から作るかかわってきます
特に年末はクリスマスから新年の準備で慌ただしく思うように時間が取れないことも・・・
栗きんとんは瓶詰めの栗の甘露煮を使えば1日で作れますし他のおせち料理は作らず栗きんとんだけを作るという場合なら12月31日に作っても大丈夫です
でも、お雑煮の下準備もあるし12月31日に作るとなるとちょっと忙しいかも・・と思うようなら事前に作っておく方がいいでしょう
12月26日
この日あたりまでに材料を揃えておきます
12月29日
栗きんとんを作って冷蔵庫で保存します
12月29日に作っても冷所保存すればお正月三が日までなら十分日持ちしますよ
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