おせち・かまぼこの切り方 飾り切りとは? 市松とは?
紅白かまぼこはその名の通り
紅白の縁起の良い彩りです
紅白の取り合わせは
白は清らかさを表し
赤は難をよける色とされていることから
一家の隆盛と平安を意味しています
一番はじめに開けるお重の一の重に入ることが多くおせちに欠かせない一品です
そのままでも十分縁起の良い見栄えですが飾り切りすれば華やかさがいっそう増しますよ
おせちのかまぼこ 切り方
かまぼこは白身魚のすり身に調味料を加えて混ぜ板に盛って蒸したものです
普段は特に気にしないかもしれませんがおせち料理には必ず入っています
年末にはいろいろなかまぼこが出回りますが紅は淡い方が切って盛り付けた時に上品な見た目に仕上がります
まずはかまぼこの基本の切り方をご案内します
紅白のかまぼこはそれぞれ端を切り落とします
板に付いたままの状態で7~8㎜幅に切り分けます
包丁を横にねかせ、かまぼこと板の間に入れます
右から左にスライドしながら切り離します
このままお重に詰めたり器に盛っても全然問題ないですがひと手間加えるとちょっと印象が変わりますよ
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作り方
紅の部分(白の部分)を皮をむくようにして中央あたりまで包丁を入れます
切った部分をまな板に置き中央に包丁で切り込みを入れます
切り離してしまわないように注意してくださいね
切った部分を中央の切り込みの下から上へ通します
端を最後までくぐらせます
お重に詰めるときや器に盛るときには紅白を一対にしてくださいね
おせちのかまぼこ 飾り切り
お重をより華やかにするかまぼこの飾り切りは一見複雑な形に見えますが切り方は意外と簡単です
末広かまぼこ
作り方
かまぼこは板付きのままかまぼこの奥側に包丁の先を突き立てます
右へ1/3ほど斜めに切ります
刃先は固定したまま刃を直角に曲げます
包丁を左右に動かしながら手前まで切ります
最後に板からはずします
日の出
かまぼこの奥側に包丁の先を入れ支点を決めます
支点にした刃先はなるべく動かさないように左右に包丁を動かします
左右、交互に同じ深さで少し斜めに刃を入れて切り込みます
花形
作り方
紅の部分に6ヶ所くらい切り込みを入れます
切り込み部分を三角に切りとります
結び形
作り方
かまぼこの中央に2㎝くらいの切り込みを入れます
両側も上下に切り込みを入れます
中央の切り込みに片方を下から通します
残りの片方は中央の切り込みの上から通します
おせちのかまぼこ 市松
紅白かまぼこを切ってずらすだけと簡単なのに華やかで鮮やかな市松かまぼこは覚えておくといいですね
市松かまぼこ
まな板に紅白のかまぼこを並べて1㎝幅に切り揃えます
紅と白のかまぼこを交互に並べて1本の形に整えます
かまぼこの上下を手でしっかり押さえて縦半分に切ります
1枚づつずらして左右で紅白になるように市松に仕上げます
角市松
真四角の棒状に切った後紅白を交互に並べます
両端を1/4を切り落として残った真ん中を使う角市松も良いですね
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