子供の熱が下がらない そんな時の対処法と救急病院に行くタイミング
病気の早期発見は
『いつもと違う』と
いうお母さんのカン
グズグズして機嫌が悪い
泣き方がいつもと違う
なんとなく元気がない
などのサインをキャッチできるのは
ふだんの様子をよく知っている
お母さんならではの技。
子供が発熱をして下がらないと
心配になるのは当たり前です。
下がらない時の対処法と
様子をみる場合と救急病院に行く場合をまとめてみました。
子供の熱が下がらない時は?
小さな子供が一週間くらい熱が上がったり
下がったりはよくあります。
生後6ヶ月〜1歳位のお子さんなら
突発性発疹の可能性もあります。
突然39℃くらいの高熱が、3〜4日間続きます。その後、熱が下がるのと同時に全身に赤くて細かい発疹が出ます。胸やおなか顔に多くでて手足は少ないようです。かゆみはありません。
熱の上がり下がりだけでなく熱以外の症状も
チェックしましょう。
- 食欲
- 排泄物の状態
- 元気のあるなし
- せき
- 背中などの気づきにくいところに発疹や腫れ
38℃の熱でも他に症状がなくあやしたら笑い
食欲があってきげんが良い場合はそれほど
心配ありません。
赤ちゃんは体温調節が上手にできないため
病気でなくても発熱する事があるため
お子様の具合を全体的にみることが大事です。
□室温は高すぎてませんか
□厚着させてませんか
□きげんはいいですか
□せきや鼻水がでてませんか
□下痢や嘔吐はありませんか
□体に発疹は出てませんか
子供の熱が下がらない時の対処法は?
熱を下げれば病気が治るわけではありません。
解熱剤は高熱で体力がおちたり
食欲不振や眠れない時に
医師の指示に従って使用します。
でも
『元気で心配はいらない』といくら言われても
高熱があるとやっぱり不安になりますよね。
発熱した時の対処法とホームケアについて
確認しておきます。
・氷枕や冷却シートで頭を冷やす。
・氷を入れたビニール袋や冷却材をタオルで包んでわきの下やももの付けを冷やす。
厚着させない
・ふとんをたくさんかけたり厚着させたりするとかえって熱がこもる。
・汗をかいたらこまめに着替えさせる。
水分補給
・イオン飲料、水、お茶、果汁、母乳、ミルクなど好みの水分をひんぱんに欲しがるだけあげる。
・少し大きいお子さんなら氷のかけらを口に含ませるのも良い。
吐いた場合
・のど(気管)につまらないように、顔を横向きにして寝かせる。
・ふとんや服ににおいがついていると吐き気を誘うため清潔にする。
・口の中をきれいに、できれば口をすすぐ。
・落ちついたら水分補給を。少量ずつこまめに飲ませる。香りが強いもの、味が濃いもの、冷たすぎるものは避ける。
離乳食は無理しない
・熱がある時は無理に食べさせないで水分をあたえる。
・食欲があるときは水分が多くて消化が良いものや、ゼリーのようなのどごしが良いものを。
・一度にたくさん食べさせない。
子供の熱が下がらない時救急病院に連れていくタイミングは?
小さなお子様の場合急変する事があります。
全身の状態をよく見て
受診後でも様子がおかしいと感じたり
重い症状があればすぐに救急病院に
行くようにします。
□呼吸がおかしい
□顔色が青い・くちびるやつめが紫色になっている
□ぐったりしている・意識がない
□激しい腹痛・足をお腹に引きつけて泣く・お腹を触ると激しく泣く
□激しい嘔吐または下痢を繰り返し水分を受けつけない
また救急車を呼ぶときは119番に電話をして
『救急です』と伝え
自宅の住所と電話番号を伝えます。
受け入れ病院は救急隊が探してくれますが
指定する事もできます。
気が動転するのはわかりますがお子様のために
しっかり落ち着いて対応しましょう。
まとめ
発熱は体調を知らせるサインですから
ふだんから平熱を知っておく事が大切です。
小さなお子様によって平熱は
だいたい36.5〜37.5℃と幅があります。
また朝より夕方が高く
暑いとき眠たいとき興奮したとき
食後なども体温が上がります。
元気でもはじめての熱で心配なときや
朝から熱があるときは
診療時間内に早めに受診しておくと安心ですね。
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